普通の新卒エンジニア(制御構文などは書けるが1人称ではゴリゴリ開発できない人)今は普通の新卒だが将来はイケイケのエンジニアになりたい人が企業を選ぶ9つのポイントについて解説していきます。
23卒の就活シーズンだと思うので、誰かの助けとなれば幸いです。
Contents
ポイント1 : 人手が足りているか。
人手が足りていない=リソース不足=自分のタスクで手一杯=人を気にかける余裕がないです。
新卒であれば分からないことを気兼ねなくすぐに質問できる環境が必要です。
ポイント2 : 年齢が開き過ぎていないか(歳が近い先輩がいるか)
ポイント1と関係するのですが、年齢の近い先輩がいるといないのとでは、質問のしやすさ、気兼ねなく会話できやすさが大きく変わってきます。何気ない会話の中にも成長できるヒントは詰まっているので、コミュニケーションできる環境に入るのがおすすめです。
ポイント3 : エンジニアと他の部署のパワーバランス
少し視点を変えます。
エンジニアにとって働きやすい環境とは、エンジニアのことをわかってくれる人が周りにいるかどうか、もっというと経営層が「エンジニア」を分かっているかに関わってきます。
実際にあった話をすると、自社開発で、自分の席がありますが椅子の高さが自分の体に合っていないことでヘルニア持ちになったりします。また、昨今ではエンジニアにとってはリモートワークが当たり前で、出社にかかる無駄な通勤時間&ストレスがあることを分かっているはずなのに、オフィス出社を強制しているという現代では信じられない会社もあります。
また、自社開発の企業だと、「総合職部署とエンジニア部署の人数比」、「エンジニアの発言権があるか」、「自社開発っぽく企画から携われるか(自社下請けみたいに見られていないか)」については、選考を進むなかで質問すると良いです。
ちなみに僕の会社では、歳の近い先輩が「うちって自社開発だけど、社内受託だよね。」って入社して3ヶ月後くらいに言われました。
え?今はなんて言ってるか?
「うちって、社内受託から、社内SESに変わりつつあるよね。」
ポイント4 : エンジニアの給与テーブルが総合職と異なっているか。
エンジニアと総合職の給与が同じなのは、その会社がエンジニアを評価しきれないということを示しています。だって全く違うスキルでそのスキルを獲得するための今までの勉強時間も大きく違うのに同じ給与ってことはないでしょう。ましてや院卒とあまり勉強していない文系学部卒と同じ給与っていうのは。。。
補足しておきますが、文系学部卒でも優秀な方はいらっしゃいます。周りの人を見ても超優秀な方はいらっしゃいますが、そうでない方もいらっしゃるのも事実だと思います。
ポイント5 : 扱うフレームワークや言語がGoogle検索ランキングの上位に来ているか
就活している頃はフレームワークの「流行」や「違い」というのを意識していませんでした。それによって、今後の転職キャリアや年収が大きく変わってくるのも意識していませんでした。
扱う言語やフレームワークは大事です。もう一度言います。扱う言語やフレームワークは大事です。
ポイント6 : 保守運用に重点が寄っていないか
保守運用フェーズもしくは、開発部隊は別にいて、保守運用に近い部署に入るとおそらく日々の不具合調査依頼や小さな改修案件を担当することになります。
最初からそのつもりであればいいのですが、ゴリゴリ開発したいと思っていた人からしたら拍子ぬけです。
しっかりと実際に行う業務について質問しましょう。また、開発部隊が別に存在するかどうかも質問に加えてください。
ポイント7 : 上司のレベルが低くないか
良くも悪くも初めての上司が見せる姿が貴方のキャリアを築くと思います。その点では、素晴らしい人格とスキルを持ち合わせた上司に当たったのは幸運だったなと思います。(僕が入社後、10ヶ月で退職されましたが)
ポイント8 : 成長できる環境か。
「〇〇やってみる?」とか「〇〇やらせてください」と言われる環境かどうかは大事にしたほうがいいです。
あとは前項で説明しましたが、「質問ができる環境」か「レビュー」をもらえる環境かどうかも大事だったりします。
かくいう僕もチームのタスク量が多すぎてレビューをもらえないという状況が続いてます。。。
2ヶ月前に書いたコートがレビューされるとなると結構辛かったりします。
ポイント9 : 分からないことを分からないと言える環境か
これは年齢の近い先輩が存在しているかも大きく関わってきます。あまりにも歳がかけ離れていて完璧な先輩ばかりだと、そんなこともわからないのかーと呆れられそうで、聞くのが恥ずかしくなってくるのは人間なら仕方がないかと思います。
もちろん知らぬは一時の恥。聞かぬは一生の恥ですが、そこまで普通の人間はメンタルが強くないのも事実としてあると思います。
まとめ
以上、23卒のエンジニア志望と、「過去の私」に向けたメッセージでした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。