皆さんは、アインシュタイン曰く”人類最大の発明”である”複利”を知っていますか?
複利を活用することで、人生においてとても得を得ることができます。言い換えると、複利を知らないと大損します。
複利は、あらゆる局面で使える代物ですが、特にお金において効果は絶大です。
Contents
複利とは
複利とは、元本+利子に、利子が付きます。
複利のイメージとしては、上流の川が下流に流れるにつれて川幅も深さも大きくなっていき、水の量も当然増えていきますよね。あんな感じです。水の量 = お金です。いずれ、海につながって莫大なお金、水を生みます。
単利とは
一方で単利とは、元本のみに、利子が付きます。上の例えで行くと、下流までつながらず、途中で枯れてしまうような川でしょうか。限界があります。
シミュレーションしてみた(複利と単利の比較)
言葉で言ってもわかりにくいので、どういうことか分かりやすくグラフと表で複利効果をシミュレーション計算してみます。単利と複利の両方で運用した結果を比較しました。投資元本が、100万円で、利子率3%で運用したとすると、以下が50年後の単利と複利のそれぞれで運用した金額です。
年 | 単利(円) | 複利(円) |
差(円) |
1 | 1,030,000 | 1,030,000 | 0 |
2 | 1,060,000 | 1,060,900 | 900 |
3 | 1,090,000 | 1,092,727 | 2,727 |
… | … | … | … |
49 | 2,470,000 | 4,256,219 | 1,786,219 |
50 | 2,500,000 | 4,383,906 | 1,883,906 |
ここで説明すると、単利は投資元本100万円に対して利子率が3%なので、100万円 × 0.03 = 3万円ずつ増えていくことになります。1年間に3万円ずつ増えていくってところがポイントです。
よって50年運用することで3万円 × 50年 = 150万円 増えることとなり、50年後の資産は250万円となります。
一方で、複利は1年目は単利のそれと一緒ですが、2年目からは、元本+利子に利子がつくこととなります。
1年目で103万円なので、2年目は103万円 × 0.03 = 30,900円増えます。
そして3年目は1,060,900円 × 0.03 = 31,827円増えます。
分かりますか?たった3年だけで、既に、差額が2727円違います。
これを50年続けると、50年目の1年間での増え方は、 4,256,219円 × 0.03 = 127,686円です。
単利では、毎年3万円しか増えなかったのに、複利では、50年目には、1年間で127,686円増えます。
このように50年間の運用で、単利では毎年3万円の利益だったのが複利を続けると50年目には127.686円の利益が出るようになり、資産総額は、1,883,906円の差額が出ることがわかります。
180万円あったら、なんでも好きなことをやれそうな気がしますね。。以下がグラフとなります。
なお、米国株を始める際は、”バカでも稼げる「米国株」高配当投資“という本がおすすめです。208ページとお手軽に読むことができますし、なによりかみ砕いた表現で、内容が簡単ですし、投資初心者の方にとって本当に分かりやすいです。
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まとめ
以上です。ちなみに積立しながら複利効果を働かせると、もっと効果を得ることができます。いずれ記事にします。なお、大学生である僕が1年間米国株を運用した結果は、以下の記事になります。
最後までみてくれた方、ありがとうございました。
コメント
[…] を狙うなら資産形成は早ければ早いほどいいということです。これについても、[犬でもわかる]複利についてで解説していますww。結局、リンクに飛ばしやがってと思った方、すみませんww […]
[…] [犬でもわかる]複利について […]
[…] してみます。ちなみに複利での運用となります。複利についてわからない方は、[犬でもわかる]複利についてで解説しているのでどうぞ。なぜ、年利6%かというと、先進国株式の平均がそ […]
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